武士の一分か……

2007.12.30.Sun.23:56
なるほど、これは邦画にしては素晴らしい作品です。

毎年この時期はビートたけし超常現象の番組を楽しみに見ています。
昔は大晦日にやってましたが、最近は視聴率の関係で30日にやるのが定番のようです(^_^;)

さて、いつもの番組を笑いながら見て、テレビをそのままつけていたら映画が始まりました。
邦画はあまり見ないのですが、これは見入ってしまいました。

最後の方は共感できるものがありましたから……。

簡単にあらすじを説明すると。

毒見役をしている侍、新之丞が毒に中り失明してしまいます。
絶望しながらも妻に支えられて、光の無い世界に慣れてきたある日に事件が起こります。
新之丞は上司と妻の不貞を知ってしまいます……。
その理由が家禄を保つためだったのですが離縁してしまいます。
実は上司が家禄を口実に妻を弄んでいたことを知り、果し合いに挑むわけです。

確かに妻を弄ばれたら、それは相手が誰であろうと一太刀ぐらい浴びせたくなるのが男でしょう。
たとえ目が見えなくてもね。
そして、自分のためとはいえ、妻が他の男とそんなことがあれば、頭でわかっていたとしても、感情が許せないでしょうね……。

最後の方で「何も知らないアホの方がよかったのか?」と自問するシーンがあります。
結論は「そんなことはない」です。
何も知らなければ、妻と別れることも、上司を斬ることもなかったでしょうが、それが真の意味で幸せなのかと問われれば、私もそうではないと思います。
嘘で塗り固められた偽りの幸せは、どこまでいっても偽りでしょうから……。

邦画もまだ捨てたもんじゃないと思う今日この頃です。
スポンサーサイト
コメント

管理者にだけ表示を許可する