たまにはクリエイターっぽいことでも

2006.04.26.Wed.01:03
人に面白ものを伝えるのは難しい……。
と、いうことで今日は挑戦してみましょうか。

有名どころで『ひぐらしのなく頃に』『FF12』辺りがいいかな?
まずは『ひぐらしのなく頃に』から。

最近ではアニメも始まって漫画に夏にはPS2での発売も決定してる作品ですね。
今では知らない人の方が少ないでしょうけど……。
同人のゲームを知らない人はこれを気に触ってみるといいですよ。
ただし、見かけに騙されないように……恐怖を感じるシーンがあるので。

『ひぐらしのなく頃に』を知ったのはもう2年以上前ですかね。
噂を聞いたのでフリーで配布している体験版「鬼隠し編」をプレイ。
最初に断って起きますが、このゲームは選択肢というものは存在しません。
基本的に延々と読むしか出来ません。
(まぁ、ひぐらしのなく頃に~解~では選択肢がありますが……それは別のお話なので。)

いやぁ……想像以上のダメージを喰らったよ……。
まず、突っ込むのはグラフィックからだろう。
マジ勘弁して欲しかった……というぐらいダメージがある。
指ぐらい5本にしてください……3本だと手袋みたいです。
そして、どうでもいいような日々を延々と読まされる。

正直な感想を言えば……つまらない。
どこが面白いのかよくわからなかった。
グラフィックが綺麗でもない、音楽が特に優れてるわけでもない。
何度か止めようかと思うこともありましたが、最後までプレイすることでようやく面白いということがわかりました。

「百聞は一見にしかず」とはよく言ったものです。
このゲームは終わってから見るとよく出来ていたと思う。
ある日を境に壊れていく日常……その先にある惨劇……。
今まで延々と読まされたつまらない文章がこの惨劇を引き立てるスパイスになっている。
あのほのぼのとした雰囲気の絵から恐怖を感じるとは驚きでした。
逆に言うとあの絵だからこそ恐怖が引き立つのかもしれない……。

私が思うにつまらない日常を延々と繰り返すことでプレイヤーに適度にストレスを与え続け、その後の惨劇から一転してカタルシスを得られていると思う。
※カタルシスは心理用語で代償行為によって得られる満足を指す
このストレスとカタルシスのバランスがゲームにおいてはかなり重要です。
ストレスがなければカタルシスも少なく達成感や満足感と言った物が薄くなってしまいます。
では、ストレスを与えればいいのか?
それも違う。
ストレスが大きすぎるものは不満が溜まりすぎてそのゲームを止めてしまいます。

ひぐらしはそういった意味でストレスが強く、途中で投げ出す人も多いのではと思います。
が、そのストレスに耐えるだけの見返りがある。
最後に得られるカタルシスがストレスを帳消しにしてしまうほどのね。

もし「鬼隠し編」を終えて合わないと思ったらここで止めるのが得策です。
ただ、ちょっとでも気になった人は続きの「綿流し編」を遊ぶことをオススメします。
「綿流し編」をプレイすることで本当の意味でひぐらしのなく頃にの面白さがわかると思います。

「綿流し編」は文章なのに画面から目を背けてしまいました……。
きっと小説であればそれほどの恐怖は感じなかっただろう。
文章だけでもかなり恐怖を感じますがひぐらしはサウンドノベルです。
音や絵による演出がさらに恐怖を引き立てる……。

まぁ、ここまで続けられた人はひぐらしがきっと面白いと思うようになってる人だと思います。
ただ、面白いと感じるまでにけっこうな時間がかかってしまう。
きっとあのつまらない日常でゲームを止めてしまう人がいると思います。

でもそれに耐えるだけの価値はあると思います。
途中で投げ出してしまった人はこの楽しさ(恐怖ともいう)を感じることがないと思うと残念ですね。

明日はちょっとFF12について語ってみましょう。
評判は微妙ですが、これはこれでよく出来たゲームなので。
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