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あかね色第一回公演 「真説・春琴抄」

2018.03.24.Sat.00:55
3/20の初日も観てきたのですが、なんだかんだで2回目です。

ネタバレしても問題ないそうなので普通に書くことにしました。

あきやまかおるさんの演じる春琴を始め全ての登場人物がどこか狂気を孕んでいる。
キャストが5人、会場も狭く、時間も60分。
でも、この凝縮された内容が凄まじい……。
観ている方もとても気力が持っていかれる舞台は演じる側の消耗も激しいだろうなと感じました。

春琴藤波瞬平さんの演じる佐助を怒鳴り、叩き伏せるシーンは迫力もそうですが気圧される。
特にラストシーンにあきやまさんのセリフ「どうかしまして?」この何気ないセリフを言いつつ藤波さんに暴行を加えるのはとても印象的で、最後の抱き合うシーンは一見すると歪んでいるようで、確かな愛情を感じました。

個人的に一番だったシーンは木野コズヱさんが鶯を殺すシーン。
あの鬼気迫る姿はただただ凄かった。
どんな言葉で表現しても陳腐になってしまう。
きっと、映像ではあの空気感までは伝わらない。
まさに舞台だからこそ観れて良かったです。

60分という時間は舞台にしてみれば短い時間のはずなのにとても濃くて終わった頃には十分でした。
セットにしても原稿用紙を敷き詰めてランプで明るさをコントロールしているぐらいのシンプルなセット。
そのシンプルさが余計にあの狂気を引き立てる。
明るさをよく使った演出でした。

大がかりなセットで、豪華な衣装にキャストを揃えた舞台も確かに面白いです。
でも、こういった狭い限られた空間を効果的に使った舞台もそれはそれで面白いのです。

2回観ても面白かったので本当に良い舞台でした(*´-`)
まだ公演が残っているので興味があれば是非。
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