乙女企画クロジ☆第十回記念公演 異説 金瓶梅

2012.04.29.Sun.01:30
1年前……の震災で延期してしまった舞台。
異説 金瓶梅を観に行きました。

あれから一年……パンフレットを読み直して知ったのですが「すべて書き直した」そうです。
去年、観る予定だったモノと違うモノになっていたそうです。

面白かった。
食い入るように舞台をずっと見ていました。
内容はもうちょっと後で触れますが、よく知っている声優さんの情事のシーンなどすんなりと受け入れられた。
原作が原作なので過激なシーンも多々見られましたが変な感情が入る余地がないほどに舞台に魅せられました。

1年、待った甲斐のある作品に仕上がっていました。

ということで、続きは少し内容に触れるのでネタバレします。


正直、ほとんどの役は頭がどうかしてると思った。

自分の人生を変える為に夫を殺した主人公。金蓮
そこにはすでに第四夫人までいて、第五夫人……五人目として。
毎晩代わる代わるに違う女性と夜を過ごすに西門慶
そして、友人花子虚の妻であり、西門慶を愛して、花子虚を殺し、第六夫人となった瓶児

多分、夫人達は誰も本当に愛してなんていない。

第二夫人の嬌児は劇中でハッキリとそれを口にしていた。
「月娘の代わりに抱かれていることが……」
第一夫人の月娘の代わりに抱かれていることが幸せだったと。

でも、本当に愛していた役もいたと思う。
それが関智一さんの演じた応伯爵

この人は本当に月娘を愛している。
だからこそ、西門慶に成り代わろうとした。
金蓮を抱いたのも西門慶の代わりに。

コレは誰も救われない。
西門慶金蓮も、死ぬことでしか救われなかっただろう。


愛する妻に殺された花子虚
彼が一番羨ましいと思った。

瓶児「かわいそうだから」と彼を殺した。

あの状況で生きることよりも死んだ方が楽になれるように思った。
友に妻に裏切られたあの状況では。

本当に愛してるなら不貞をすることもないし、殺すこともないかもしれない。
でも、愛してるからこそ、殺すことを選んだようにも思える。

ホント……また観たいと思える面白い舞台でした。
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1年前……の震災で延期してしまった舞台。異説 金瓶梅を観に行きました。あれから一年……パンフレットを読み直して知ったのですが「すべて書き直した」そうです。去年、観る予